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J-GLOBAL ID：201502204551819544   整理番号：15A1403972

安政江戸台風(1856)の被害と当時の気象場推定

著者 (4件)： 坂崎貴俊 (京大 生存圏研) ,  加納靖之 (京大 防災研) ,  大邑潤三 (佛教大 大学院文学研究科) ,  服部健太郎 (京大 大学院理学研究科)
資料名： 生存圏研究  (Sustainable Humanosphere)
号： 11  ページ： 64-70  発行年： 2015年11月10日 
JST資料番号： L5924A  ISSN： 1880-649X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1856年09月23日(旧暦安政3年08月25日)に江戸を直撃した台風について調べた。主として安政風聞集に基づき被害状況を報告すると共に,各地の日記記録などを併せて台風の進路を含む当時の気象場を推定した。その結果,台風は太平洋上を猛スピードで北上し相模に上陸,江戸の西側を通過して北へ抜けたと推定される。猛烈な風による吹き寄せ効果により急激な高潮が生じたことが,人的・物的被害を拡大させた最大の要因と考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 東京都 ,  *台風 ,  *災害調査 ,  気象条件 ,  古文書 ,  *資料調査 ,  *経路探索 ,  *高潮 ,  暴風雨 ,  地震 ,  天気図 ,  大気モデル ,  天気解析 ,  歴史 ,  時期
準シソーラス用語： 安政江戸台風 ,  安政風聞集 ,  災害史 ,  江戸時代

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  気象学一般  (DC05010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 江戸 ,  台風 ,  被害 ,  気象場 ,  推定