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J-GLOBAL ID：201502204562066645   整理番号：15A1008457

地下水流動解析の高度化手法と検証・確認(その2)地圏水循環モデルと現象再現性の検証例

著者 (5件)： 登坂博行 (東大) ,  森康二 (地圏環境テクノロジー) ,  多田和広 (地圏環境テクノロジー) ,  田原康博 (地圏環境テクノロジー) ,  山下紘司 (地圏環境テクノロジー)
資料名： 地下水学会誌  (Journal of Groundwater Hydrology)
巻： 57  号： 3  ページ： 335-344  発行年： 2015年08月31日 
JST資料番号： Z0799A  ISSN： 0913-4182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然災害や水循環保全への対策のため,降雨後の地表における水の動きを知ることが重要である。そのための有用な手法が数値シミュレーションであり,そのモデルとして河川流出モデル,地下水モデル,洪水氾濫モデルなどがある。本研究では,表流水と地下水を水理的に結合した地圏水循環モデルを取り上げ,モデル化の方法,検証例を示した。地表水と地下水を同時に扱うのが連成モデルであり,これにより地表湛水の地下浸透,潮位変動による陸域地下水位変化などを解析できる。これらの現象について簡単な系でシミュレータを適用した結果,いずれも再現性は良好であった。ただし,フィールドへの適用においては,空間離散化のスケールと水文地質データの密度との関係を考慮する必要がある。

シソーラス用語： 地下水 ,  地表水 ,  *水文モデル ,  数値解析 ,  再現性 ,  地下水流動 ,  流動解析 ,  *水循環 ,  シミュレーションモデル ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *水循環モデル ,  数値シミュレーション ,  連成解析

分類 (1件)： 地下水流  (RC10060Q)

引用文献 (35件)：

• 椎葉充晴・立川康人(2011):CommonMP 入門-水・物質循環シミュレーションシステムの共通プラットフォーム-.技法堂出版,124p.
• 木村俊晃(1962):貯留関数法III-I.土木技術資料,4, 4.
• 菅原正己(1972):流出解析法.共立出版,257p.
• 福嶌義宏・鈴木雅一(1986):山地流域を対象とした水循環モデルの提示と桐生流域の10年連続日・時間記録への適用.京都大学農学部演習林報告,57,162-185.
• 岡本芳美(1982):技術水文学.日刊工業新聞社.

タイトルに関連する用語 (7件)： 地下水流動解析 ,  高度化 ,  手法 ,  検証 ,  水循環モデル ,  現象 ,  再現性