文献

J-GLOBAL ID：201502204564615972   整理番号：15A1126626

太陽風源領域における磁気再結合により生成されたスーパーハロー電子の数値シミュレーション【Powered by NICT】

Numerical simulation of superhalo electrons generated by magnetic reconnection in the solar wind source region

著者 (7件)： Yang Liping (School of Earth and Space Sciences, Peking Univ. State Key Lab. for Space Weather, Beijing) ,  Wang Linghua (School of Earth and Space Sciences, Peking Univ., Beijing) ,  He Jiansen (School of Earth and Space Sciences, Peking Univ., Beijing) ,  Tu Chuanyi (School of Earth and Space Sciences, Peking Univ., Beijing) ,  Zhang Shaohua (Inst. of Geology and Geophysics, Chinese Acad. of Sciences, Beijing) ,  Zhang Lei (School of Earth and Space Sciences, Peking Univ., Beijing) ,  Feng Xueshang (SIGMA Weather Group,Center for Space Sci. and Applied Res., Chinese Acad. of Sciences State Key Lab. for Space ...)
資料名： Research in Astronomy and Astrophysics  (Research in Astronomy and Astrophysics)
巻： 15  号： 3  ページ： 348-362  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2565A  ISSN： 1674-4527  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スーパーハロー電子は惑星間媒質中に連続して存在する,非常に静穏時に現れ,~2ke以上のエネルギーでのべき乗則スペクトルを持つ。ここでは,数値的に太陽風源領域における磁気再結合によるスーパーハロー電子の発生を調べ,単一Xライン再結合と多重Xライン再結合の両方のための電磁流体力学と試験粒子シミュレーションを用いた。は,磁気再結合領域で生成された,直流電場が百keVまでのT~10~5Kの初期熱エネルギーから電子を加速することができることが分かった。加速後,再結合により駆動される発生期の太陽風の流れと共に,加速された電子のいくつかは新たに開設された磁力線惑星間空間にに沿って上方に広がる,残りは下層大気への下方に移動した。1AUにおいて観測されたスーパーハロー電子と同様に,上向き移動加速電子対エネルギーのフラックスは~2-100ke V,f(E)~E~(-δ)でのべき乗則分布を示し,~1.5- 2.4のδであった。単一(多重)Xライン再結合のために,異常抵抗パラメータα(均一抵抗率η)が増すとスペクトルが硬い(軟らかい)。これらのモデリング結果は,太陽風源領域における加速はスーパーハロー電子に寄与する可能性があることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 惑星 ,  電気抵抗率 ,  惑星間空間 ,  *再結合 ,  *太陽風 ,  モデリング ,  多重化 ,  *磁力線再結合 ,  スペクトル ,  電磁流体力学 ,  異常抵抗 ,  磁力線
準シソーラス用語： 粒子シミュレーション ,  べき乗則 ,  *数値シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 太陽系一般  (DB04010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 太陽風 ,  磁気再結合 ,  ハロー ,  電子 ,  数値シミュレーション