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J-GLOBAL ID:201502204565059569   整理番号:15A0847432

マイクロ波誘導燃焼後のプラズマに基づく方法による原油のピッチ中のハロゲンと硫黄の定量

Determination of halogens and sulfur in pitch from crude oil by plasma-based techniques after microwave-induced combustion
著者 (6件):
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巻: 30  号:ページ: 1822-1827  発行年: 2015年08月22日 
JST資料番号: C0770C  ISSN: 0267-9477  CODEN: JASPE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,マイクロ波誘導燃焼(MIC)分解後,誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)と誘導結合プラズマ発光分析(ICP-OES)による,原油残渣から生成したピッチ中のハロゲンと硫黄の定量の可能性を示した。提案システムを用いることで,ピッチ(最大400mg)を,酸素20bar,燃焼助剤として硝酸アンモニウム6mol L-150μL用いて,非常に効果的に分解できた。水溶液とNH4OH溶液(10~100mmol L-1)を検体吸収について評価し,リフラックスを,定量的な検体吸収を確実にするため,燃焼後に適用した。また,吸収液量(6,8,10,12mL)を評価し,最適な結果が6mLで得られ,以前との同結果を確認した。全総Cl・S分析計,蛍光X線(XRFによるCl,S定量),熱加水分解後のICP-MS定量(BrとI)により得られた結果を比較し,精度を評価した。吸収液として50mmol L-1NH4OHを用い,すべての検体で,参照値との一致は95~103%の範囲であった。MICを用いたた結果は,総Cl・S分析計を用いて得た結果と,それぞれ,101,100%の一致であった。また,結果をXRF分析(ClとS)と比較し,一致は,それぞれ,102,92%であった。同様に,MICによって得た結果は,加熱加水分解で得たものと一致した。(Br,Iそれぞれで97と105%)MIC分解物の残渣炭素含有量は,ピッチ分解の効率の良さを示す1%未満であった。試料400mg,吸収液50mmol L-1NH4OH 6mLを用い,検出限界は,ICP-OESでSについて3.1μg g-1,ICP-MSでCl,Br,Iそれぞれについて3.2,0.02,0.002μg g-1であった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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鉱物・岩石・鉱石の物理分析 

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