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J-GLOBAL ID：201502204565171384   整理番号：15A0492795

水田の生物多様性 イトミミズ類の生態と水稲生産との関わり

著者 (2件)： 伊藤豊彰 (東北大 大学院農学研究科 複合生態フィールド教育研究セ) ,  原宏太 (ロック・フィールド)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 90  号： 4  ページ： 464-472  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イトミミズ類は水田土や湖沼の底泥に生息し,食物連鎖を通じた養分循環において重要な働きをしている。本稿では,日本の水田におけるイトミミズ類の生態と,除草や土壌の可給態窒素およびリン酸の表面水への移行などの水稲生産との関わりについて解説した。イトミミズ類は冬季湛水・有機栽培水田で増加しやすい。農薬の影響は多様である。

シソーラス用語： *イトミミズ類 ,  *水田 ,  生物多様性 ,  生態 ,  水稲 ,  底生動物 ,  食物連鎖 ,  *循環 ,  栽培管理 ,  有機農法 ,  農薬 ,  生息密度
準シソーラス用語： イトミミズ ,  エラミミズ ,  ユリミミズ ,  除草 ,  *養分循環

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  動物生態学一般  (EE03010W)

引用文献 (36件)：

• Davis R. B. (1974) Stratigraphic effects of tubificide in profundal lake sediments. Limnology and Oceanography 19: 466-488.
• 菊地永祐(2007)土と基礎の生態学.5.水域における堆積物中の物質循環と底生動物.土と基礎(地盤工学会)55:34~40.
• 栗原康(1983)イトミミズと雑草.1.水田生態系解析への試み.化学と生物21:243-249.
• Kikuchi,E., and Kurihara,Y. (1977) In vitro studies on the effects of tubificids on the biological, chemical and physical characteristics of submerged ricefield soil and overlying water. Oikos 29: 348-356.
• 栗原康・菊地永祐(1983)イトミミズと雑草.2.イトミミズの波及効果.化学と生物21:324-327.

タイトルに関連する用語 (5件)： 水田 ,  生物多様性 ,  イトミミズ類 ,  生態 ,  水稲