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J-GLOBAL ID：201502204573956170   整理番号：15A1032554

スピン-軌道模型におけるエンタングルメント駆動相転移

Entanglement driven phase transitions in spin-orbital models

著者 (5件)： YOU Wen-Long (Max-Planck-Inst. Festkoerperforschung, Stuttgart, DEU) ,  YOU Wen-Long (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  OLES Andrzej M (Max-Planck-Inst. Festkoerperforschung, Stuttgart, DEU) ,  OLES Andrzej M (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  HORSCH Peter (Max-Planck-Inst. Festkoerperforschung, Stuttgart, DEU)
資料名： New Journal of Physics (Web)  (New Journal of Physics (Web))
巻： 17  号： Aug  ページ： 083009 (WEB ONLY)  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： U7017A  ISSN： 1367-2630  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子相転移におけるvon Neumannエントロピー(vNE)スペクトルが担う役割を実証するため,著者らは負の交換パラメータを持つ一次元異方性SU(2).×.XXZスピン-軌道模型を研究した。古典的Ising軌道相互作用の場合に,著者らはスピン-軌道エンタングルメント(SOE)により引き起されたMajumdar-Ghosh型スピン一重項二量体相関を持つ予期しない新しい相を発見し,そして他の全ての相はエンタングルしていないがk=π/2軌道相関を持つことを見出した。異方的XXZ軌道相互作用に対しSOE及びスピン二量体相関の両方は反強磁性スピン/交代軌道相まで拡張した。この量子相は一次転移から連続転移までの相転移の特性を変える2つの結合秩序パラメータのユニークな例をもたらす。これにより著者らは基底状態の縮退の変化と素励起のSOEの変化を同一に扱うための有用な手段としてのvNEスペクトル関数を確立した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *スピン-軌道相互作用 ,  *相転移 ,  重合せ ,  スピン相関 ,  超交換相互作用 ,  エントロピー ,  スペクトル関数 ,  基底状態 ,  縮退 ,  励起状態 ,  XXZ模型 ,  Ising模型 ,  秩序パラメータ
準シソーラス用語： エンタングルメント ,  *量子相転移

分類 (3件)： 磁性理論  (BM06020X) ,  量子力学一般  (BA06010C) ,  統計力学一般,多体問題  (BA08010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： スピン ,  軌道 ,  模型 ,  エンタングルメント ,  相転移