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J-GLOBAL ID:201502204574732900   整理番号:15A1379241

夏季におけるボラ風の地上付近の乱れ

Near-ground turbulence of the Bora wind in summertime
著者 (4件):
資料名:
巻: 147  ページ: 345-357  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: B0440B  ISSN: 0167-6105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ボラとは東アドリア海の海岸や世界中の類似な地形の場所において吹く強くて,時間的空間的に変化する下に向かって吹く風のことを言う。ボラの平均風速はめったに20m/sを超えないが,ガストが大きく工学的な構造物や交通,農業に重大な問題を発生させる。これまでの気象学,地形学的研究によりボラの大規模でメソスケール的挙動の基礎は明らかになってきたが,ボラを完全に理解しボラの乱れを技術者が利用可能な形で表すためには,さらなる研究が必要である。本研究では,ユニークな高周波測定をクロアチアのスプリット市の後背地に設置した気象タワーの高さが異なる3点で同時に実施し,夏季のボラについて解析した。乱れの強さ,レイノルズのせん断応力および乱れの長さのスケールについて,その時刻歴と鉛直方向のプロファイルを検討し,主要な風工学基準において推奨されている値と比較した。乱れの強さとレイノルズのせん断応力は観測された値が記録した時間内は同じ範囲に収まっていたことから,平均風速の蛇行に対してさほど敏感ではないことを明らかにした。この傾向は平均風速が5m/s以上の場合にあてはまり,より小さい風速に対しては,値の広がりは著しく大きくなる。乱れの長さのスケールは平均風速が増大するにつれて増大することが観察され,また逆も同様であった。地面からの高さが増大するにつれて,乱れの強さと絶対的なレイノルズのせん断応力は減少し,乱れの長さのスケールは増大する。これらはすべて大気の物理学と一致する。しかし,乱れの強さ,レイノルズのせん断応力および縦方向の乱れの長さのスケールは対応する地形に対応する国際的な基準で推奨されている値と一般的に一致するが,横方向と鉛直速度変動に関連する乱れの長さのスケールは基準に示される値よりも大きかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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局地循環,気流 
タイトルに関連する用語 (4件):
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