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J-GLOBAL ID:201502204576719960   整理番号:15A1088146

アジア産の両生類の幼生に対するメトミル殺虫剤の温度依存性急性毒性

Temperature-dependent acute toxicity of methomyl pesticide on larvae of 3 Asian amphibian species
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号: 10  ページ: 2322-2327  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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世界中で両生類の減少が起こり,また環境汚染は重要な脅威と特定されているにもかかわらず,他の動物分類群と比較し両生類の生態毒性研究は不足している。農地が多くの両生類の重要な生息地であるが,農地はしばしば殺虫剤の汚染を受けている。著者らは温度と毒性との関連を調べるために,5段階の温度(15,20,25,30及び35°C)でヘリグロヒキガエル(Duttaphrynus melanostictus),アオガエル(Polypedates megacephalus)及びハナヒメガエル(Microhyla pulchra)のオタマジャクシに対するカルバメート殺虫剤メトミルの急性毒性を96時間半数致死濃度(LC50)として測定した。メトミル感受性には顕著な種間の変動があり,温度依存的毒性には2つの異なるパターンがあることが分かった。生残したオタマジャクシで高い奇形発生率を観測したことから,奇形発生をエンドポイントとして用いて作用濃度を測定するためにアオガエルについてさらなる試験を行った。25°Cの96時間LC50の1.4%の低濃度でも試験した群集の50%に奇形発生をもたらすのに十分であった。殺虫剤の毒性は温度が高くなるほど有意に増加する可能性があるので,生態毒性研究や環境リスク評価及びリスク管理の安全基準の策定で温度の効果を見過ごしてはならない。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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農薬  ,  土壌汚染  ,  動物に対する影響  ,  有機化合物の毒性 
物質索引 (1件):
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