抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「保全Innovation活動」と題してメンテナンス会社としてスキル向上に取り組んだ「人づくり」活動と,その基礎とする「設備故障”ゼロ”」活動について紹介した。保全に関する幅広い業務を担当することから,故障した機器や設備を修理することに主体をおいた事後保全からの脱却が強く求められてきた。次の3つの活動事例を紹介した。1)なぜなぜ分析勉強会,2)保全基本考動マニュアル,3)予備品管理強化委員会。TPM活動により目標が設備故障”低減”から”ゼロ”に変わり,「予防保全」をさらに発展させた「攻めの保全」の実践が必要であると考えた。さらに,「攻めの保全」事例として,次の2つの点検方法の改善を紹介した。1)台形ねじの良否判定,2)駆動ローラーチェーンの良否判定。保全員の意識改革によって自主的に知恵を出すことができ,それによって,設備状態が良く見えて,小さな変化をみつけることができた。