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J-GLOBAL ID:201502204580734140   整理番号:15A1152641

7,8-ジヒドロキシフラボンおよびその誘導体とTrkBおよびVEGFR2蛋白質との分子相互作用の探索

Exploring the Molecular Interactions of 7,8-Dihydroxyflavone and Its Derivatives with TrkB and VEGFR2 Proteins
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 21087-21108 (WEB ONLY)  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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7,8-ジヒドロキシフラボン(7,8-DHF)は,TrkB受容体アゴニストであり,このフラボノイド誘導体による処理は,TrkBリン酸化増加を生じ,下流細胞シグナリングを促進する。フラボノイドは,チロシンキナーゼ受容体の血管内皮成長因子受容体(VEGFR)ファミリーに阻害効果を示すことも知られている。VEGFR2は脈管形成および血管新生の調節に関わる,重要な受容体の一つであり,各種の神経保護の役割を示すことが暗示されている。そのアップレギュレーションおよびコントロールされていない活性は,加齢黄斑変性および各種の増殖性疾患の様な,広い範囲の病理的状態と関係する。この研究では,7,8-DHFおよびその誘導体とTrkBおよびVEGFR2の両方との分子的相互作用を検討した。分子ドッキングおよび分子力学法の関わるコンピューターマッピングツールの組み合わせを用い,7,8-DHFとTrkB Ig2ドメインおよびVEGFR2との相互作用に関わる,更なる残基および結合エネルギーを明らかにした。研究は,7,8-DHFが二重の生化学作用を有し,その処理が細胞外Ig2ドメインを介しTrkBおよび細胞内キナーゼドメインを介しVEGFR2受容体に異なる影響をすることを初めて明らかにした。TrkB受容体に対するそのアゴニスト活性とは異なり,7,8-DHFは661W光受容体細胞および網膜組織の両方でVEGFR2リン酸化をダウンレギュレートすることを見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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細胞膜の受容体  ,  ピランの縮合誘導体  ,  薬物の相互作用 
物質索引 (1件):
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