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J-GLOBAL ID：201502204580747706   整理番号：15A1184935

N-複素環カルベンによって可能になった有機触媒反応

Organocatalytic Reactions Enabled by N-Heterocyclic Carbenes

著者 (4件)： FLANIGAN Darrin M. (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  ROMANOV-MICHAILIDIS Fedor (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  WHITE Nicholas A. (Colorado State Univ., Colorado, USA) ,  ROVIS Tomislav (Colorado State Univ., Colorado, USA)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 115  号： 17  ページ： 9307-9387  発行年： 2015年09月09日 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本レビューは,N-複素環カルベン(NHC)を触媒とする有機合成反応に関する最近の研究結果(2007年以降)を要約したものである。NHCの合成法とそれらの性質(pK_a値,Lewis塩基性度,求核性など)について概観した後,最初にアシルアニオンの触媒作用に基づく反応(Breslow中間体のキャラクタリゼーション,ベンゾイン反応,Stetter反応,二重及び三重結合のヒドロアシル化反応),次いで,拡張Breslow中間体を含む触媒反応(アンヌレーション反応,非アンヌレーション過程,ホモエノラート反応性など),アシルアゾリウム中間体を含む反応(α,β-不飽和アシルアゾリウムの反応,NHC束縛アレノアート中間体を含む反応,飽和アシルアゾリウム及びアゾリウムエノラートを含む反応など),最後に,Lewis塩基触媒作用(求核的触媒作用,塩基触媒作用)に基づく反応についてそれぞれ論じた。

シソーラス用語： *カルベン ,  *窒素複素環化合物 ,  *触媒反応 ,  縮合反応 ,  付加反応 ,  アシル化 ,  アンヌレーション ,  Lewis塩基 ,  *反応中間体
準シソーラス用語： N-複素環カルベン ,  Stetter反応 ,  ヒドロアシル化 ,  ベンゾイン縮合 ,  有機触媒反応

分類 (2件)： 有機化学反応一般  (CF02010Q) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： N-複素環カルベン ,  有機触媒反応