抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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FPGA(Field Programmable Gate Array)上のソフトコアプロセッサを用いてシステムを開発する際,外部メモリへのアクセスは性能のボトルネックとなることがある。そこで,外部メモリへのアクセス削減のために,SIMD拡張MIPS命令互換プロセッサMIQS(MIPS Instruction processor with Quadword SIMD extension)を開発した。MIQSは,MIPS命令互換プロセッサにSIMD形式で並列演算するデータパスを追加し,データ供給のために一度に4ワードのデータを転送可能としたプロセッサである。本プロセッサはFIT2014内で行われた第2回高性能コンピュータシステム設計コンテストのリファレンスデザインをベースとした。4つのアプリケーションで性能評価を行ったところ,オリジナルのリファレンスデザインと比較して,5.49倍から13.32倍の性能向上を示した。また,提案のMIQSは相対的に少ないハードウェアリソース量で高い性能を達成可能であることを示した。(著者抄録)