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J-GLOBAL ID:201502204608049944   整理番号:15A0643819

Scoparia dulcis(ゴマノハグサ科植物)から単離したスコパズルシオールはβカテニンの分解を誘導し,AGSヒト胃腺癌細胞における腫瘍壊死因子関連アポトーシスリガンド抵抗性を克服する

Scopadulciol, Isolated from Scoparia dulcis, Induces β-Catenin Degradation and Overcomes Tumor Necrosis Factor-Related Apoptosis Ligand Resistance in AGS Human Gastric Adenocarcinoma Cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 864-872  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スコパズラン型ジテルペノイドであるスコパズルシオールを,スコパジオール,フリーデリンおよびグルチノールとともに,Scoparia dulcisから単離した。スコパズルシオールはAGSヒト胃腺癌細胞のアポトーシスを誘導したため,AGS細胞を用いてスコパズルシオールの細胞死活性に関する作用機序を調査した。スコパズルシオールは,βカテニンレベルを低下させ,核局在化も阻害した。スコパズルシオールによるβカテニンの分解は,プロテアソーム阻害剤およびp53転写活性阻害剤によって防止された。またスコパズルシオールは,サイクリンD1,c-mycおよびサーバイビンの発現レベルを低下させ,βカテニンの分解が,TCF/βカテニン転写活性の阻害をもたらすことを示唆した。さらに,スコパズルシオールを腫瘍壊死因子関連アポトーシスリガンド(TRAIL)と併用した場合,相乗的な細胞毒性効果が見られた。このTRAIL抵抗性を克服する効果は,デスレセプターDR4およびDR5のレベルの上昇と,抗アポトーシス性蛋白質Bcl-2のレベルの低下によるものであった。
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分類 (5件):
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生体物質一般  ,  生物学的機能  ,  植物の生化学  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  ジテルペン,セスタテルペン 
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