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J-GLOBAL ID:201502204612822934   整理番号:15A1079225

インド産の石灰石による流動層燃焼(FBC)プラントにおける硫黄捕獲 硫化挙動の粒径感受性

A study of Indian limestones for sulfur capture in FBC plants: Particle size sensitivity of sulfation behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 161  ページ: 376-383  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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インドは電力の59%を石炭により発生させている(EIA,2014)[1]。インドで入手可能な石炭の大部分は低品質で灰の含有量が高く,発熱量が低い。これらの低品質石炭の利用には流動床燃焼が適当な技術である。現在は発電所からのSO2放出規制は存在しない。しかしSO2制御は国際機関資本によるいくつかのプロジェクトについて大気汚染制御の必要条件となりつつある。流動床発電所で使用されるインドの各地からの5種の石灰石試料のTGA中における吸着剤としての硫黄捕獲特性を初めて調べた。これらの石灰石を吸着剤A~Eと命名し,物理特性(細孔率および細孔径分布,表面積),化学組成分析,岩石学的解析,鉱物構造特性のXRD分析によりキャラクタリゼーションを行った。分析結果は吸着剤の粒径が吸着剤の硫化挙動に重要な役割を果たし,いくつかの吸着剤は他の吸着剤にくらべてより粒径に敏感であることを示した。ホットステージ顕微鏡観察はこの感度が流動床温度における熱活性化破砕(TIF)の生成に起因することを示した。5種の吸着剤のBET表面積およびBJH細孔径テストは吸着剤Aが全ての石灰石で最高の表面積をもち,また細孔径も高かった。BETデータとTGA硫化データの比較から,吸着剤Bは細孔径が小さいので細孔封鎖の影響を受けるかもしれないと思われる。吸着剤Cおよび吸着剤Eは低いBET表面積および高いBJH細孔径をもち,低表面積により拡散抵抗は大きくないかもしれないが,これらの硫黄利用性は粗粒径に限られるかもしれない。これらインド産石灰石の硫化挙動を同様の物理,化学,鉱物特性をもついくつかのUS石灰石と比較した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着剤  ,  固-気界面一般  ,  有害ガス処理法 

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