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J-GLOBAL ID:201502204616548305   整理番号:15A0589823

屋内土壌条件下で埋め込まれたゼラチンおよびポリ(乳酸)に基づく三層シートの生物分解挙動

Biodegradation behavior of three-layer sheets based on gelatin and poly (lactic acid) buried under indoor soil conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  ページ: 36-44  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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内層はグリセロール可塑化ウシゼラチン膜で構成され,2つのポリ(乳酸)(PLA)外層で被覆された,三層シートの生物分解を,分解媒体として天然土壌ミクロフローラを使用して,120日間,屋内土壌埋設条件下で調べた。多層の残留分解試料および個々成分を,水取込,重量損失,熱的性質および形態の変化を調べるため,土壌から定期的に取り出した。多層シートは,ゼラチン対応物と比べて吸水性の減少を示し,それは両側の疎水性PLA層による水に対する中間ゼラチン層の保護に関連していた。ゼラチン層は25日後に殆んど消失したが,一方純粋なPLA層は土壌中120日間で極めて少ない重量損失を受けただけであった。それどころか,多層シートは遥かに大きく分解されて,実験終了時で20%の全体質量減少につながっていた。多層膜中にゼラチンが在ると,三層シート土壌の局所環境周辺での水可給性を促進している様に思われ,非生物的なPLA加水分解に都合の良いゼラチン加水分解(化学的にそして酵素的に)を誘発しており,順番に恐らくPLAに対してより活性な土壌微生物の作用を刺激したのであろう。これは,多層膜表面上の糸状細菌(放線菌類と真菌類)の存在によって実験的に確認された。分解した多層試料のガラス転移温度は僅かに上昇し,一方結晶化度は120日間で最大78%まで有意に増大しており,土壌中のバイオ/劣化によって誘発された非晶質PLAの結晶化を実証していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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高分子廃棄物処理  ,  土壌生物  ,  有機化合物の薄膜  ,  水産製造一般  ,  ポリエステル,アルキド 
物質索引 (1件):
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