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J-GLOBAL ID:201502204621633435   整理番号:15A0953327

分子積分方程式理論による有機分子の溶媒和熱力学: 化学的精度に近づく

Solvation Thermodynamics of Organic Molecules by the Molecular Integral Equation Theory: Approaching Chemical Accuracy
著者 (6件):
資料名:
巻: 115  号: 13  ページ: 6312-6356  発行年: 2015年07月08日 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の分子液体に関する積分方程式理論(IET)の進歩は著しく,多様な分子系における溶媒和の熱力学的ならびに構造的性質を低い計算費用で正確に計算することが可能になった。本論文は,IETによる,最近5~7年における有機分子(生体分子を含む)の溶媒和の熱力学的予測に関するレビューである。最初に,溶媒和の熱力学に関する一般的概念を,1)溶媒和自由エネルギー(SFE)とその役割,2)SFEの実験的測定法及び3)SFEの計算法,に分けて要約した。次いで,分子液体に対するIETの主要な式(単純流体に対するOrnstein-Zernike(OZ)式,分子OZ式,参照相互作用サイトモデル(RISM))を要約した。その後,RISMについて,実用的観点(数値アルゴリズム,ソフトウエア,他の方法とのハイブリッド化)から論じた。さらに,RISMの範囲内での熱力学パラメータ(部分モル体積など)の計算方法とその計算例を示した。また,RISM法を用いた最近のいくつかの応用例(複雑な分子界面での溶媒和現象,生体分子またはそれらの凝集体の立体配座及び立体配置に対する溶媒和効果,分子溶媒和の物理化学的性質の解析と予測)について論じた。最後に,その他の分子理論法について簡単に言及した。
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分類 (2件):
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溶液論一般  ,  流体論 

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