文献

J-GLOBAL ID：201502204621765527   整理番号：15A0621681

SiO₂およびSiO₂:Eu³⁺サブミクロンロッドの調製,キャラクタリゼーションおよび光ルミネセンス特性

Preparation, characterization and photoluminescence properties of SiO₂ and SiO₂:Eu³⁺ submicron rods

著者 (8件)： CHEN Jie (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  SHENG Ye (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  ZHOU Xiuqing (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  GAO Fei (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  LIN Chunming (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  SHI Zhan (State Key Lab. of Inorganic Synthesis and Preparative Chemistry, Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  XU Xuechun (Coll. of Earth Sci., Jilin Univ., Changchun 130012, CHN) ,  ZOU Haifeng (Coll. of Chemistry, Jilin Univ., Changchun 130012, CHN)
資料名： Ceramics International  (Ceramics International)
巻： 41  号： 7  ページ： 8552-8561  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： H0705A  ISSN： 0272-8842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SiO₂およびEu³⁺ドープSiO₂サブミクロンロッドを室温においてゾル-ゲルプロセスによって都合よく製造した。この過程において,クエン酸はシリカサブミクロンロッドを得るためのアルカリ条件でのTEOSの加水分解での特異な構造改質剤として提供した。生成物の形態は撹拌,ゲル化時間およびNH₄OHの滴下速度のような条件に敏感であった。異なる反応時間で生成物をサンプリングすることで,SiO₂:Eu³⁺サブミクロンロッドの形成と成長機構を詳細に考察した。クエン酸アンモニウム結晶とシリカ種の間の弱い相互作用がロッド形成の理由であろう。得たシリカサブミクロンロッドは長さ5~6μm,太さ650~750nmでドーピング後にも明瞭な変化はなかった。UV光励起のもとで,未ドープシリカサブミクロンロッドは青色発光を示し,これは生成物の構造中の欠陥中心に付随するものであろう。Eu³⁺ドープシリカサブミクロンロッドは赤色発光であり,これはEu³⁺の4f→4f遷移によるものであった。ルミネセンスに及ぼす種々のEu³⁺イオン濃度の効果を調べた。サンプルをX線回折(XRD),Fourier変換赤外分光(FT-IR),熱重量測定分析(TGA),走査型電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),エネルギー分散分光(EDS)および光ルミネセンススペクトルによってキャラクタリゼーションを実施した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化ケイ素 ,  ユウロピウム ,  ドーピング ,  *ナノロッド ,  *ゾル-ゲル法 ,  *光ルミネセンス ,  微細構造 ,  結晶構造

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： SiO2 ,  調製 ,  キャラクタリゼーション ,  光ルミネセンス