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J-GLOBAL ID：201502204625888829   整理番号：15A0872515

フッ化物アニオンへのSchiff塩基分子の比色応答および蛍光測定応答,溶液試験キット作製,論理解釈およびDFT-D3研究

Colorimetric and fluorimetric response of Schiff base molecules towards fluoride anion, solution test kit fabrication, logical interpretations and DFT-D3 study

著者 (5件)： GHOSH Pritam (Surface Engineering & Tribology Group, CSIR-Central Mechanical Engineering Res. Inst., Mahatma Gandhi Avenue ...) ,  ROY Biswajit Gopal ,  JANA Saibal ,  MUKHOPADHYAY Subhra Kanti ,  BANERJEE Priyabrata
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 31  ページ： 20288-20295  発行年： 2015年08月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文においては新しく合成した2種類のSchiff塩基分子をアニオンセンサとして報告した。比較すると-NO₂置換レセプタ(P1)は酸性が強く,F^-,OAc^-およびH₂PO₄^-)を検出することができ,-CN置換レセプタ(P2)は酸性が弱く,F^-にだけ選択的であった。両レセプタとF^-との可逆紫外可視応答によって複数の論理ゲート機能をミミックすることができ,「書込-読取-消去」オプションを有するXNOR,XOR,OR,AND,NOTおよびNOR論理演算に基づく複雑な電子回路を実行した。レセプタとF^-との場合に興味深い「点灯」および「消灯」蛍光応答を見いだした。Candida albicans(原核細胞,二倍体真菌)およびインド西ベンガル州バンクラ(Bankura)から集めた10^-6Mフッ化物汚染手動ポンプ水中で培養したTecoma stans(真核細胞)の花粉粒について蛍光顕微鏡を用いて非骨格フッ素症の診断法としての細胞内F^-検出に成功した。さらに,水系溶媒中のF^-の容易かつ選択的な検出のための溶液試験キットを作製した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *アニオン ,  *比色分析 ,  *蛍光測定 ,  *アゾメチン ,  *フッ化物 ,  分析キット ,  密度汎関数法 ,  論理回路
準シソーラス用語： Schiff塩基 ,  フッ化物イオン

分類 (2件)： 分光分析  (CC03012W) ,  非金属化合物  (CD01070R)

物質索引 (2件)： 4-ブロモベンズアルデヒド(2,4-ジニトロフェニル)ヒドラゾン ,  4-[2-(4-ブロモベンジリデン)ヒドラジノ]ベンゾニトリル

タイトルに関連する用語 (13件)： フッ化物 ,  アニオン ,  Schiff塩基 ,  分子 ,  比色 ,  応答 ,  蛍光測定 ,  溶液 ,  試験 ,  作製 ,  論理 ,  DFT ,  研究