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J-GLOBAL ID:201502204627482161   整理番号:15A1062777

イミダゾリウム系イオン液体中の二酸化炭素の電気化学的還元のための,表面構造的白金電極

Surface structured platinum electrodes for the electrochemical reduction of carbon dioxide in imidazolium based ionic liquids
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号: 37  ページ: 23909-23916  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モデル白金単結晶電極Pt(hkl)上のCO2の直接電気化学的還元を,中程度の粘度,高いCO2溶解性および電導性の点で,適当な室温イオン液体(RTIL)媒質である[C2mim+][NTf2-]中で調べた。単結晶電極は,表面感受性電気化学CO2還元のような関連電気触媒反応において,RTILイオン吸着の影響を調べるための最も汎用的な表面構造性の電極である。本論文で,サイクリックボルタンメトリおよびその場電気分解測定にもとづき,CO2および[C2mim+]の同時還元後のラジカル-ラジカル結合により,初めて,安定な付加物[C2mimH-CO2-]の形成を提案した。これは,対応する電気生成カルベンの形成前に,CO2ラジカルと,[C2mim+]カチオンの還元で形成したラジカルの間に生じることを意味する。このことは,カルベン経路に従って形成したイミダゾリウム-2-カルボン酸塩モデル化合物のボルタンメトリ測定で確認された。安定付加物[C2mimH-CO2-]は単電子移動後のCO2還元を防ぎ,CO2およびイミダゾリウムの二量化反応を阻止した。しかしながら,これら条件下でのCO2の電気化学還元は,イミダゾリウム系RTILの電気化学的陽極分解を誘発した。この直接電気化学的還元によるCO2リサイクルの重大な制約は,溶液中に[H+][NTf2-]のような強酸を添加することで克服できた。これにより,プロトンはイミダゾリウムカチオンを置換して電極表面に優先的に吸着し,その電気化学的還元を阻止した。この事実により,[C2mim+][NTf2-]中で,検討した中で最大活性であったPt(110)により,CO2還元からのHCOOHの表面感受性電気合成が可能となった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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電気化学反応  ,  融解塩  ,  イミダゾール 
物質索引 (5件):
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