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J-GLOBAL ID：201502204633839110   整理番号：15A1365790

水セクターにおけるイノベーションの推進-共同プロジェクトの役割とそれからの教訓

Boosting innovation in the water sector - the role and lessons learned from collaborative projects

著者 (4件)： ALEGRE H. (Portugal. Avenida do Brasil, Lisbon, PRT) ,  COELHO S. T. (Portugal. Avenida do Brasil, Lisbon, PRT) ,  FELICIANO J. F. (AGS - Administracao e Gestao de Sistemas de Salubridade, S.A., Sintra, PRT) ,  MATOS R. (Portugal. Avenida do Brasil, Lisbon, PRT)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 72  号： 9  ページ： 1516-1523  発行年： 2015年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界的にどの分野においてもイノベーションの効果的な実施が重要課題になっている。とくにこのことは,保守的かつ変革を好まないと認められている水セクターに当てはまる。本論文では,ポルトガル国立土木工学研究所(LNEC)が設計し,段階的プログラムに従って多くの公益事業体及び研究者と共に実施しているモデルプロジェクトを事例として,水産業で効果的に研究開発を展開する際に知識移転共同プロジェクトが果たし得る役割を考察する。共同のあり方に関する基本方針,論拠,プロジェクトモデルと採用する方法及びプロジェクトの理論的背景,さらにプロジェクトの影響,成果及び成果品を説明する。プロジェクトの実施で得た教訓を中心に考察し,たとえ組織横断的にイノベーションが必要であっても有効な足掛かりとして中間管理層に的を絞るのが有利であり,プロジェクトの成功と組織内部での伝達に重要であるとの分析を示す。プロジェクトの終了後に,公的に利用可能なトレーニング教材,指針,使用事例,データ及びソフトウェアを作成すると,非常に大きな拡大効果が得られることが実証されている。論文中には,R&Dを持続していくための基礎としての共同モデルの長所も論じ,進行中及び計画中の共同モデルの展開も詳説する。

シソーラス用語： *水処理 ,  水処理施設 ,  *技術革新 ,  能力開発 ,  *プロジェクト ,  合弁会社 ,  経営管理 ,  研究開発

分類 (2件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 水 ,  セクター ,  イノベーション ,  推進 ,  共同 ,  プロジェクト ,  役割 ,  教訓