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J-GLOBAL ID：201502204639165471   整理番号：15A1205569

スペースホルダーとしてNH₄HCO₃を用いた多孔質Co-Cr-Mo/58Sバイオガラスナノ複合材料の作製と特性評価

Fabrication and characterization of porous Co-Cr-Mo/58S bioglass nano-composite by using NH₄HCO₃ as space-holder

著者 (3件)： DEHAGHANI Majid Taghian (Dep. of Materials Engineering, Isfahan Univ. of Technol., Isfahan 84156-83111, IRN) ,  AHMADIAN Mehdi (Dep. of Materials Engineering, Isfahan Univ. of Technol., Isfahan 84156-83111, IRN) ,  BENI Batoul Hashemi (Dep. of Anatomical Sciences, Medical School, Isfahan Univ. of Medical Sciences, Isfahan, IRN)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 88  ページ： 406-413  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Co-Cr-Mo/58S多孔質ナノ複合材を,スペースホルダーと粉末冶金技術を用いて,うまく作製した。冷間圧縮したサンプルを,2時間,175°Cに加熱し,その後,1250°Cに上げ,2h保持した。多孔質サンプルの走査型電子顕微鏡(SEM)と光学顕微鏡(OM)画像は,相互接続し,孤立した細孔と適当な範囲の細孔径を示した。圧縮強度とYoung係数の結果は,それぞれ,33~566MPaと0.19~4.46GPaの範囲にあった。特に,38.5%の空隙率での圧縮強度とYoung係数は,骨のものに類似していることがわかった。SEM画像,pH値とFourier変換赤外線分光法(FITR)結果は,このサンプルの生物活性を明らかにする,模擬体液に浸漬時の38.5%の空隙率を持つサンプル表面にアパタイト晶子が形成されたことを示した。38.5%の空隙率を持つサンプルのインビトロ細胞適合性を評価し,細胞成長を調べた。SEM画像は,細胞が表面と細孔内で成長することを明らかにした。本調査は,この多孔質ナノ複合材が,その多孔質構造,適当な機械的性質,生物活性と生体適合性のおかげで,骨組織工学の有望な生体材料であることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  *焼結合金 ,  *多孔質金属 ,  *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  *バイオセラミック ,  *医療用ガラス ,  スペーサ ,  炭酸水素アンモニウム ,  細孔構造 ,  空隙率 ,  *生物活性 ,  *生体適合性 ,  *機械的性質 ,  圧縮強さ ,  Young率 ,  医用素材
準シソーラス用語： スペースホルダー ,  *バイオガラス ,  骨組織工学 ,  多孔質構造

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (10件)： スペース ,  NH4HCO3 ,  多孔質 ,  CO ,  Cr ,  Mo ,  バイオガラス ,  ナノ複合材料 ,  作製 ,  特性評価