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J-GLOBAL ID:201502204652619596   整理番号:15A0723413

高内相エマルション(HIPE)を形成するイオノマ安定化エマルションの相反転

Phase inversion of ionomer-stabilized emulsions to form high internal phase emulsions (HIPEs)
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号: 24  ページ: 16033-16039  発行年: 2015年06月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文で,塩濃度およびpH変化の誘導で,高内相エマルション(HIPE)を形成するイオノマ安定化エマルションの相反転を報告する。イオノマは,スルホン化度の異なる各種スルホン化ポリスチレン(SPS)である。エマルション型は伝導性測定,共焦点顕微鏡および光学顕微鏡で決定し,HIPEオルガノゲルの形成は,容器反転法および粘弾性測定で検証した。高スルホン化度(水溶性)および低スルホン化度(水不溶性)のSPSは水中油型エマルションとして安定化しており,これらエマルションは,塩濃度変化および/またはpH変化で油中水型HIPEへと変換した。11.6%スルホン化したSPSが最も高効率で,有機相に対して0.2(w/v)%添加でHIPE安定化には十分であった。水相中の塩濃度を増加することで,水中油型エマルションの相反転が生じ,油中水型HIPEが形成した。水中油型エマルションが油中水型HIPEに変換する2個の相反転点が,pH1および13に観測された。さらに,塩濃度とpH変化の相乗効果が,エマルション型の反転時に生じた。有機相として,トルエン,キシレン,クロロホルム,ジクロロエタン,ジクロロメタンおよびアニソールなどの各種有機溶媒が使用可能であり,モノマとしては,スチレン,アクリル酸ブチル,メタクリル酸メチルおよびエチレングリコールジメタクリレートなどが可能であった。イオノマ安定化HIPE中の連続相としてのモノマの重合により,ポリ(HIPE)の合成に成功した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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コロイド化学一般  ,  ポリスチレン  ,  相転移・臨界現象一般 
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