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J-GLOBAL ID:201502204658207479   整理番号:15A1062838

トリチルビラジカル上のQ-およびG-帯におけるパルスEPR双極子分光

Pulsed EPR dipolar spectroscopy at Q- and G-band on a trityl biradical
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 37  ページ: 24446-24451  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高分子に共有結合した常磁性スピン標識間距離の詳細決定のために,パルス電子常磁性共鳴(EPR)分光は有益な技術である。ニトロキシドが生体高分子の常磁性標識として通常使用されるが,トリチルラジカルが最近,別のスピン標識として開発された。In vivo条件で,ニトロオキシドに比べて,トリチル類は長い電子スピン緩和時間および高い安定性を示す。これまで,トリチルラジカルは,単に,X-帯(9.5GHz),Ku-帯(17.2GHz)およびQ-帯(34GHz)周波数のパルスEPR双極子分光(PDS)のみに使用されていた。本研究で,Q-帯(34GHz)およびG-帯(180GHz)周波数のPDSについて,トリチルラジカルを調べた。トリチルのQ-帯周波数における狭いスペクトル幅(30MHz)に起因して,二重量子コヒーレンス(DQC)および双極子結合再集光(SIFTER)のための単一周波数技術などの,単一周波数PDS技術が非常に効果的に動作した。これから,Q-帯DQCおよびSIFTER実験を実施し,結果を比較すると,SIFTERはDQCより信号対雑音比が4倍高かった。G-帯周波数では,トリチルの分解した軸方向に対称的なg-テンソル異方性は,130MHzのスペクトル線幅を示した。このように,スペクトルを横断する各種ポンプ-プローブ位置でのパルス電子二重共鳴(PELDOR/DEER)を,距離を明らかにするために使用した。このような多重周波数法は,トリチルスピン標識で標識化した生体高分子の構造情報を決定するためにも応用できると推定される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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有機化合物のEPR  ,  二重共鳴一般  ,  炭素多環化合物一般 
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