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J-GLOBAL ID：201502204659409180   整理番号：15A1145768

高温ポリマー燃料電池のためのポリベンズイミダゾール複合体膜の構造と相互作用:完全多核固相NMR研究

Structure and Interactions in Polybenzimidazole Composite Membranes for High-Temperature Polymer Fuel Cells: A Full Multinuclear Solid-State NMR Study

著者 (6件)： CATTANEO Alice S. (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  VILLA Davide C. (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  ANGIONI Simone (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  FERRARA Chiara (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  QUARTARONE Eliana (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  MUSTARELLI Piercarlo (Univ. Pavia, Pavia, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 33  ページ： 18935-18944  発行年： 2015年08月20日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多核固相NMR(¹H,¹³C,²⁹Si,³¹P)を用いて,ポリベンズイミダゾールとメソ多孔性シリカ(充填剤,30wt%)の複合体膜(厚み:50μm)にリン酸を添加したときの,複合体膜の変化を調べた。充填剤には純粋およびプロピルスルホン酸基で被覆したSBA-15の混合物(混合比:3/0,2/1,1/2)を使用した。リン酸分子とイミダゾール水素間に形成される強い水素結合によって,ポリマーの骨格構造が変化することおよび複合体のプロトン伝導度はSBA-15含有量と正の相関があることが分かった。シリカ表面のSO₃H基がプロトンの孔内への妨害することが伝導度の低下に関連していると推定した。複合体膜は充填剤が懸濁したポリマー溶液のスプレー析出で作製した。

シソーラス用語： *高温燃料電池 ,  *固体高分子形燃料電池 ,  *ポリベンゾイミダゾール ,  *複合体 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  多孔性 ,  二酸化ケイ素 ,  リン酸 ,  依存性 ,  表面改質 ,  SBA-15 ,  水素結合 ,  骨格 ,  電気伝導率 ,  複合膜
準シソーラス用語： スルホン基 ,  プロトン伝導度 ,  メソ多孔性 ,  含有量依存性 ,  *固相NMR ,  *多核NMR

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリマー ,  燃料電池 ,  ポリベンズイミダゾール ,  複合体膜 ,  相互作用 ,  固相NMR ,  研究