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J-GLOBAL ID:201502204687351910   整理番号:15A0484843

ポリ(フマル酸プロピレン)に基づく不飽和結合を持つ生分解性ポリウレタンの合成及び特性化

Synthesis and characterization of biodegradable polyurethanes with unsaturated carbon bonds based on poly(propylene fumarate)
著者 (3件):
資料名:
巻: 132  号: 24  ページ: ROMBUNNO.42065  発行年: 2015年06月20日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生分解性ポリエステルから合成したセグメント化ポリウレタンはその優れた物理化学的性質のために前途が有望で,応用範囲が広いことが分かった。線状脂肪族不飽和で生分解性のポリエステルのポリ(フマル酸プロピレン)(PPF)は生物医学的応用で良く知られている。ここでは新しいポリウレタン(PPFU)をPPF-ジオール,1,6-ジイソシアナトヘキサン,l-リシンジイソシアナート及びジシクロヘキシルメタンジイソシアナート,及び鎖延長剤として1,4-ブチレングリコール及びl-リシンメチルエステル塩酸塩(Lys-OMe・2HCl)を基に合成した。ジイソシアナートの型,及び鎖延長剤,及びハードセグメントの形を変えることで,機械的強さ及び分解速度などを細かく制御したPPFUを簡単に得られることが分かった。合成したPPFUは非晶質構造で,ソフトセグメント及びハードセグメント間の強い水素結合を持った僅かに相分離を示すことが分かった。PPFUエラストマの伸びは緩慢変形-回復で400%を超えることが分かった。PPFUは酸性(2M,HCl)及び酸化性(30vol%,H2O2)エロージョンよりもアルカリ性(5M,NaOH)加水分解により敏感であることが分かった。PPFUの引張強さ,変形-回復能,及びガラス転移点はハードセグメントが増大すると改善されるが,分解速度はソフトセグメントのより速い分解によって反対になることが分かった。PPFUの抽出剤中及びPPFU膜表面での平滑筋細胞の試験管内培養(In VITRO)で,細胞生存性,粘着性能,及び増殖の項で低細胞毒性で,細胞適合性が良いことが分かった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子固体のその他の性質  ,  その他の高分子の反応  ,  医用素材 
物質索引 (7件):
物質索引
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