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J-GLOBAL ID:201502204689909498   整理番号:15A0900234

ガスタービンサイクルと順浸透脱塩プロセスとの組み合わせによる効率的エネルギー管理

Effective energy management by combining gas turbine cycles and forward osmosis desalination process
著者 (3件):
資料名:
巻: 154  ページ: 51-61  発行年: 2015年09月15日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,ガスタービンサイクルの熱効率を向上しようとする試みが行われてきた。ガスタービンサイクルのエネルギー管理を強化するために,新たな統合方法が提案された;ガスタービンサイクルと順浸透脱塩プロセスとの統合である。ガスタービンサイクルと順浸透(FO)脱塩プロセスとの組み合わせは基本的には,ガスタービンの廃熱をFOプロセスにおけるドロー溶質回収システムへ結合することを意味する。全FOプロセス中でドロー溶質回収システムは最も多くのエネルギー消費する部分である。このように行うことで,少量のエネルギーで純水と電気を生産できる強力なシステムが実現する。UNISIMプログラムとOLEプロパティーパッケージを使用して,この新規提案システムの実現可能性を分析した。分析のために,著者の研究グループが提案してきた熱分解ドロー溶質を選択し,検討を加えた。統合システムの重要パラメータを理解し同定するために,統合システムの感度解析を行った。そして,マルチステージフラッシュ(MSF)やマルチ効果脱塩(MED)のような通常の脱塩技術と利得出力比(GOR)の値を比較することで,統合システムを評価した。提案した統合システムのGOR計算値は14.8であった。対して,MSFとMEDをガスタービンサイクルと統合した場合のGOR値は12であった。提案した統合システムのエネルギー利用効率はMSFガスタービン・MEDガスタービンと比較して各々27.1%・63.8%高いことは注目する点である。提案システムではGORと廃熱利用両者が顕著に強化された結果,純粋生産速度はMSF統合システムの3.5倍になった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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用水の化学的処理  ,  内燃機関発電 

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