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J-GLOBAL ID:201502204690077455   整理番号:15A0837852

尿システイニルプロゲストーゲン:発生および起源

Urinary cysteinyl progestogens: Occurrence and origin
著者 (16件):
資料名:
巻: 152  ページ: 53-61  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト尿中の2つのシステイニルプロゲストーゲン,16-システイニル-プロゲステロン(16-Cys-Prog)および16-システイニル-プレグネノロン(16-Cys-Preg)の存在は,初めて記載されている。これらの発生は質量分析検出器を用いることにより,合成された物質と比べると明白に確認した。それらの起源を明らかにするため,いくつかの実験を行った。16-Cys-Progおよび16-Cys-Pregの副腎起源は,コルチゾールに対して観察されたものと似ている日内変動とともに,ACTH刺戟試験後のそれらの濃度の増加から推察することができる。さらに,月経周期の黄体期の間に16-Cys-Progの排泄の顕著な増加は,このプロゲストーゲンの卵巣産生の方向を指している。しかしながら,2つの妊娠の過程中の試料分析により,妊娠中に生成される大量のプロゲステロンにもかかわらず,ヒト胎盤は16-Cys-Progを産生する能力を欠いていることを明らかにした。さらにまた副腎および卵巣起源は,両側性副腎摘出および低ゴナドトロピン性性機能低下症を有する被験者から採取した試料中に両代謝産物のないことによって示されている。肝臓作用に関して,肝細胞およびプロゲステロンを用いる試験管内研究により,肝臓はプロゲステロンを6-デヒドロプロゲステロンに代謝することはできるが,それは16-デヒドロプロゲステロンの産生のための酵素的機構を有しないことを示している。総合すれば,これらの結果は種々の器官におけるプロゲステロン生合成の同時評価のための非侵襲的試験の可能性を開く。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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ステロイド  ,  脂質の代謝と栄養  ,  性ホルモン  ,  内分泌系の生理と解剖学 
物質索引 (5件):
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タイトルに関連する用語 (2件):
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