文献
J-GLOBAL ID:201502204690915027   整理番号:15A1379419

ニッケル被膜の微細構造,超疎水性及び耐食性に及ぼす塩化アンモニウムの効果

Effect of ammonium chloride on microstructure, super-hydrophobicity and corrosion resistance of nickel coatings
著者 (4件):
資料名:
巻: 283  ページ: 318-328  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
結晶改質剤としてのNH4Clを種々の濃度にして,電着浴中でニッケル被膜を調製した。被膜の表面形態,濡れ性及び優先配向のキャラクタリゼーションを,それぞれ走査電子顕微鏡,光学接触角計及びX線回折(XRD)を用いて行った。結果は,NH4Clは被膜の微細構造に大きく影響することを示していた。すなわち,NH4Clは表面形態を適切なマイクロ-ナノコーン構造へと変更した。ニッケル被膜上の水滴の接触角は時間と共に増加し,やがて超疎水表面へと近づいた。実際,超疎水表面は空気中で良好な長期耐久性を示した。XRDの結果は,NH4Clは複雑な成長モードにより優先配向を(220)から(111)へと変化させることを示していた。NH4Clの役割について,サイクリックボルタンメトリーと電気化学的インピーダンス分光法により調べた。NH4Clは電荷移動抵抗を増加させることによりニッケル堆積物の核生成を抑制することを見出した。長期浸漬での電気化学測定から,超疎水ニッケル被膜は3.5wt%NaCl中性溶液中での銅基板の耐食性を大きく向上させることが示された。その結果は,超疎水性が分極抵抗を21から272kΩ・cm2へと大幅に増加させることを明らかにした。疎水性の衰退後は,不動態酸化物層が腐食溶液中で被膜を保護するために大きな役割を果たしていた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  防食  ,  電気めっき 

前のページに戻る