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J-GLOBAL ID：201502204692151300   整理番号：15A1063874

計算的設計によるある人工金属酵素の触媒性能の改良

Improving the Catalytic Performance of an Artificial Metalloenzyme by Computational Design

著者 (9件)： HEINISCH Tillmann (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  PELLIZZONI Michela (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  DUERRENBERGER Marc (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  TINBERG Christine E. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  KOEHLER Valentin (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  KLEHR Juliane (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  HAEUSSINGER Daniel (Univ. Basel, Basel, CHE) ,  BAKER David (Univ. Washington, Washington, USA) ,  WARD Thomas R. (Univ. Basel, Basel, CHE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 32  ページ： 10414-10419  発行年： 2015年08月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イリジウム補因子の周囲の第二配位圏を仕立てるための計算設計ソフトウエアRosettaを用いて,Me₅C₅^-(Cp^*)を含みヒト炭酸アンヒドラーゼII(hCAII)内部に組み込んだ錯体[(η⁵-Cp^*)Ir(pico)Cl]⊂hCAII(2013)の触媒性能向上を目指した。錯体に関してはCp^*のメチルをプロピルに代えた場合を検討した。またhCAIIに関しては野生型に対する変異の影響をL60V,A65T,N67W,E69Y,Q92F,L140M,L197M及びC205Sのいくつかあるいは全部を組み合わせた変異体で調べた。X線構造データはエナンチオ選択性の原因が蛋白質内に埋め込まれた部分にあることを示し,これは計算モデルと一致していた。

シソーラス用語： 金属酵素 ,  *イリジウム錯体 ,  金属触媒 ,  分子設計 ,  *炭酸アンヒドラーゼ ,  配位子 ,  補因子 ,  部位特異的変異誘発
準シソーラス用語： *人工酵素 ,  *炭酸アンヒドラーゼII

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 計算 ,  設計 ,  人工 ,  金属酵素 ,  触媒性能