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J-GLOBAL ID：201502204700635990   整理番号：15A1364277

低温から高温までの温度履歴を受けたHPFRCCの引張性能の評価

著者 (5件)： 林大智 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  六郷恵哲 (岐阜大 工) ,  小澤満津雄 (群馬大 大学院理工学府) ,  YUN Hyun-Do (Chungnam National Univ.) ,  小林孝一 (岐阜大 工)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 15  ページ： 453-458  発行年： 2015年10月16日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料(HPFRCC)の引張性能に及ぼす温度履歴の影響を明らかにするため,ダンベル型HPFRCC供試体を作製して,-20°Cから180°Cまで範囲で,温度履歴を与えた状態と除熱(冷)後に一軸引張試験を行った。本実験の範囲では,HPFRCCのひび割れ強度と引張強度は,供試体の温度が低くなると大きくなり,温度が高くなると小さくなった。これらの強度は,除熱後には明確に回復した。除熱後の期間が長いと回復の程度が大きくなった。本実験の範囲では,試験時のHPFRCC供試体の温度が40°Cから100°Cまで20°C高くなるごとに,終局ひずみが約1%ずつ大きくなった。除熱後の終局ひずみは20°Cの場合と同程度となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *低温 ,  *高温 ,  *ヒステリシス ,  *複合材料 ,  微小亀裂 ,  *引張強さ ,  熱除去 ,  引張試験 ,  亀裂
準シソーラス用語： ひび割れ ,  一軸引張試験 ,  *温度履歴 ,  除熱 ,  *繊維補強セメント複合材料 ,  繊維補強モルタル ,  微細ひび割れ

分類 (2件)： 建設材料試験  (RA06020D) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (2件)：

• 土木学会:複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料設計・施工指針(案),コンクリートライブラリー,第127号,2007.3
• 一瀬賢一,川口徹,長尾覚博,河辺伸:高温加熱を受けた高強度コンクリートの強度回復,コンクリート工学年次論文集,Vol.25,No.1,pp.353-358,20

タイトルに関連する用語 (5件)： 低温 ,  温度履歴 ,  HPFRCC ,  引張 ,  評価