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J-GLOBAL ID:201502204740232503   整理番号:15A0859685

未経産乳牛への可溶物含有乾燥蒸留粕穀物由来脂肪の給餌:1.発育成績および全消化管栄養素消化率に及ぼす影響

Feeding fat from distillers dried grains with solubles to dairy heifers: I. Effects on growth performance and total-tract digestibility of nutrients
著者 (4件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 5699-5708  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,育成未経産牛の飼料における可溶物含有乾燥蒸留粕穀物(DDGS)由来の飼料脂肪の増加が,乾物摂取量,平均日増体量(ADG),発育成績および栄養素消化率に影響するかどうかを検討した。24週間のランダム化完全ブロック計画において,ホルスタイン未経産牛(133±18日齢)33頭を供試した。処置は以下であった:1)挽き割りトウモロコシおよび大豆製品を含む対照(CON),2)低脂肪,高蛋白質DDGSおよび挽き割りトウモロコシを含む低脂肪(LFDG),3)従来のDDGSによる高脂肪(HFDG)。すべての飼料は,39.8%牧乾草,24.8%トウモロコシサイレージ,および1.5%ビタミンおよびミネラルを含んだ。HFDG飼料は,CONおよびLFDG飼料(非繊維性炭水化物が多い)の2.8%と比べて,4.8%の脂肪を含むように処方した。飼料は,正味エネルギー利得が1.0MCal/kg乾物であり,体重の2.45%で制限給餌した。未経産牛を2週間ごとに体重測定し,それに応じて飼料を調整した。胸囲,十字部高,体高,体長およびボディコンディションスコアを2週間ごとに記録した。第16週に,糞便グラブサンプリングおよび外部マーカーを用いて,全消化管栄養素消化を評価した。時間による処置の相互作用を認めなかった。乾物摂取量,体重,ADGおよび増体/飼料比は,処置間で類似した;しかしながら,ADGは処置間で平均0.96kg/日であり,これは推奨値よりも高い。すべての体骨格測定値およびボディコンディションスコアは処置間で類似した。乾物および有機物の全消化管消化率は処置間で差がなかった。しかしながら,粗蛋白質および中性デタージェント繊維の消化率は,HFDG飼料でCONおよびLFDG飼料よりも高かった。これらの結果は,育成未経産牛の飼料にDDGSまたは低脂肪DDGS+トウモロコシを使用すると,成績を維持できることを実証する。トウモロコシ由来澱粉と引き換えの飼料エネルギー源としてDDGS中の脂肪を利用することは,発育成績に影響せず,あるいは栄養素消化に負の影響を与えなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  濃厚飼料  ,  消化系一般 

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