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J-GLOBAL ID:201502204752501703   整理番号:15A0704942

目標に向かう空間ナビゲーションのための前頭前野-視床-海馬回路

A prefrontal-thalamo-hippocampal circuit for goal-directed spatial navigation
著者 (5件):
資料名:
巻: 522  号: 7554  ページ: 50-55  発行年: 2015年06月04日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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空間ナビゲーションには,現在の位置と将来の位置との関係に関する情報が必要である。海馬ニューロンの活動は,現時点の位置だけでなく,目標に向かう経路をも表現している点で,そうした関係性を反映しているように見える。しかし,海馬が,目標への方向についての情報をどうやって得るのかは,分かっていない。今回,海馬が空間内の経路や軌跡を表現するためには,前頭前野から視床への神経路が必要なことを報告する。経路依存的発火は,ラットの内側前頭前野,視床の結合核,および海馬CA1領域で観測された。結合核を損傷するか光遺伝学的に活動抑制すると,海馬CA1の経路依存的発火は大きく低下した。結合核からの入力を受けていない海馬CA3領域では,経路依存的な活動はほとんど見られなかった。これらのデータは,内側前頭前野から結合核を経由する投射路が,目標へ向かう行動中の将来の進路の表現に重要なことを示唆し,さらには,ナビゲーションのための皮質領域間の長距離コミュニケーションにおいて,視床がネットワークの重要な位置を占めることを示している。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (1件):
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中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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