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J-GLOBAL ID:201502204763745656   整理番号:15A0954230

添加物としてCaO2を用いる廃棄活性スラッジからの短鎖脂肪酸生成の量と品質の向上

Enhancing the quantity and quality of short-chain fatty acids production from waste activated sludge using CaO2 as an additive
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  ページ: 84-93  発行年: 2015年10月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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廃棄活性スラッジ(WAS)の嫌気性発酵に対する過酸化カルシウム(CaO2)添加の影響を調べた。0.05~0.3g/g VSSのCaO2添加量範囲でのラボスケール試験を35°Cで行なった。CaO2添加によってWASの加水分解と酸性化性能が大きく高められたが,メタンの生成は抑制された。0.2g/g VSSのCaO2添加量と7日間の発酵時間で最大の全短鎖脂肪酸(TSCFA)生成(284mg COD/g VSS)が起き,これは対照試験より3.9倍高かった。さらに,CaO2添加によって他のSCFAが酢酸へ変換された。0.2g CaO2/g VSSの添加によって酢酸がTSCFAに60.2%含まれ,対照試験での45.1%と比べて高かった。改良したSCFA生成の機構を化学的作用と生物学的作用の両方の観点から分析した。化学的な作用がWASの分解を高めて,そして両方の加水分解酵素の活性と酸生成酵素を改良した。Illumina MiSeq配列分析は系統Firmicutes内の細菌がCaO2添加によって大きく増加し,これがWASの加水分解と酸性化で重要な役割を演じることを示した。さらに,CaO2が通常の嫌気性条件での生物分解が難しかったほとんどの難分解性有機汚染物質を酸化した。ヒドロキシルラジカルがCaO2によって放出された最も多い活性酸素種で,これが難分解性有機化合物の除去に重要な役割を演じた。WASから有用な炭素源を生成する技術を開発した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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