抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文ではシンガポールポリテクニック校(SP校)からの短期留学生3名を受け入れ,大分工業高等専門学校(本校)で平成27年春に行った国際交流プログラムと学生アンケート結果を述べた。国際交流プログラム期間中,SP校学生一人一人が本校ロボット研究部の学生とグループを組み,体の動きにより操作される電子楽器の製作と飛行ロボット制御コンピュータソフトウェアの製作を一緒に協力してものづくりを行った。SP校学生は,製作完了後,電子楽器と飛行ロボットの2つのタイプの電子制御系コンテストに参加した。終了後に実施したアンケートからは両校の学生にとっては,技術習得に有益であり,両国の文化理解を深めたという結果が得られた。さらに,海外学生と一緒に数週間製作活動を行うことで参加した学生の専門知識や語学力向上に効果があることが分かった。今後は電子制御系だけではなく,機構設計も伴うロボット製作をテーマとし,機械工学系のロボット研究部学生および一般学生も含めた交流へと展開することを計画している。