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J-GLOBAL ID:201502204785537851   整理番号:15A0549909

細胞膜ホスホリルコリンおよびムラサキイガイのカテコール修飾多腕PEGsの生体適合的で汚染防止的な被覆

Biocompatible and antifouling coating of cell membrane phosphorylcholine and mussel catechol modified multi-arm PEGs
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 2350-2361  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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種々の材料についての生体適合的で汚染防止的被覆の設計と容易な製造は,生体工学および生体医学の装置にとって非常に重要である。本研究において著者等は,生体適合的で汚染防止的な超薄被覆を製造するための基質に依存しない生体模倣的な修飾手法を報告する。細胞膜汚染防止ホスホリルコリン(PC)および/またはムラサキイガイ接着性カテコール(c)基を8-腕を持つポリ(エチレングリコール)のアミノ末端と接続した。PC基はPCと活性エステル基の両方を持つランダム共ポリマーを接続することによって導入する。修飾した8-腕PEGs(PEG-2c-23PC,PEG-6c-23PCおよびPEG-8c)は水溶液から種々の基質上にそれ自身で沈降固着し,細胞外膜模倣表面を形成する。予めポリドパミン(PDA)で被覆された表面上に本研究の被覆の形成が成功したことを,静止接触角,原子間力顕微鏡法(AFM)およびX線光電子スペクトル(XPS)測定によって確認した。蛋白質/細菌間のリアルタイム相互作用結果と被覆の表面プラズモン共鳴(SPR)手法による測定から,優れた抗蛋白質吸着と短時間の抗細菌接着性能を推定した。長時間細菌吸着,血小板およびL929細胞接着結果はSPRで得られた結論を強く支持した。更に,細胞膜模倣およびムラサキイガイ吸着蛋白質模倣PEG-2c-23PCはL929線維芽細胞にほとんど毒性を示さず,この被覆表面は最良の汚染防止性能を示している。このPDA補助によるPCおよび/またはカテコール修飾多腕PEGsの固定化は,希望する機能を持つ生体適合的で汚染耐性の表面を形成させる便利で普遍的な方法であり,構造と優れた表面の両方に基づいて適用範囲をより広く拡張されることが望まれる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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医用素材 

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