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J-GLOBAL ID:201502204796514072   整理番号:15A0814915

系統的に投与された抗がん剤のプログラムされた核標的化のための段階的サイズ低下およびチャージ反転をベースとした多段階ナノビークル送達システム

Multistage Nanovehicle Delivery System Based on Stepwise Size Reduction and Charge Reversal for Programmed Nuclear Targeting of Systemically Administered Anticancer Drugs
著者 (8件):
資料名:
巻: 25  号: 26  ページ: 4101-4113  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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核は多くの初回化学療法の最終標的であるが,多数の生理学的障壁を克服するための必要性が,系統的に投与された薬剤送達システムにサイズと電荷への相反する要求を負わしている。ここでは,電荷反転能を持つアニオン性N-(2-ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド(HPMA)共重合体および細胞内で脱離可能なサブグループ(IDS)を有するカチオン性HPMA共重合体から自己組織化するHPMA高分子ベースのナノビークル(PNV)について述べる。抗がん剤および核ホーミング細胞浸透ペプチド(R8NLSリガンド)を含有するIDSを,ヒドラジン架橋によりHPMA共重合体上にグラフトした。大きい中性電荷の自己組織化PNV(≒55nm)は,良い血液持続性と優先的腫瘍蓄積を示した。腫瘍到達の後,細胞外環境が線形共役(≒10nm/39kDa)へのPNVの脱組織化を作動させる。この第一段階のサイズ低下はR8NLSを曝し,より深い組織浸透とより大きい細胞内移行を可能にする。エンドサイトーシス後,より酸性のリソソーム内のpHが約2.4kDaのIDSをHPMA共重合体バックボーンから分割した時,第2段階のサイズ低下が生じ,各局在シグナルの支援によって効果的核エントリーを保証した。段階的サイズ低下とオンデマンドのR8NLS暴露を基にして,PNVはヌードマウスのHeLa腫瘍の成長を75%抑制した。本研究は,多段階のサイズ/電荷変化法による全身的核標的化送達の設計に対する重要な識見を与える。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  医用素材  ,  液状製剤 

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