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J-GLOBAL ID:201502204801889560   整理番号:15A1037622

メントール,フェニルエチルアルコール,3-ヒドロキシプロピオン酸およびその他の揮発性有機化合物を生産するPicrorhiza kurroaの内生菌

An endophyte of Picrorhiza kurroa Royle ex. Benth, producing menthol, phenylethyl alcohol and 3-hydroxypropionic acid, and other volatile organic compounds
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資料名:
巻: 31  号: 10  ページ: 1647-1654  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内生菌PR4は,カシミールヒマラヤ高地の薬用植物であるPicrorhiza kurroaの根茎に自然に見られる。本真菌はその揮発性有機化合物(VOC)により複数の植物病原菌の増殖を抑制する。ITS1-5.8S-ITS2リボソーム遺伝子配列に基づく分子系統発生により,本真菌はPhomopsis/Diaporthe sp.と同定された。この内生菌は,一連のVOC,特にメントール,フェニルエチルアルコール,(+)-イソメントール,β-フェランドレン,β-ビサボレン,リモネン,3-ペンタノン,1-ペンタノールを生産することがわかった。PR4培養ブロスからの化合物の精製は,主要な代謝産物として3-ヒドロキシプロピオン酸(3-HPA)の同定を導いた。これは,生物学的と工業的に重要な代謝産物であるメントール,フェニルエチルアルコールと3-HPAを組み合わせて生産する真菌培養の最初の報告である。PR4のモノテルペン生合成経路の研究は,植物由来の相同体とは異なると考えられるイソピペリテノンレダクターゼ(ipr)遺伝子の部分的特性づけを導く。メントールなどの植物と同じ代謝産物の生合成は,学術的と産業的に重要である。試験結果から,PR4は,メントール,フェニルエチルアルコールと3-HPA生産のアップスケーリングの有力な候補であり,また,真菌におけるメントール/モノテルペン生合成経路の理解に役立つ。Copyright 2015 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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微生物生理一般  ,  微生物の生化学 
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