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J-GLOBAL ID：201502204808494846   整理番号：15A0791689

選択的超臨界溶媒中のブロック共重合体の相挙動

Phase Behavior of Block Copolymers in Selective Supercritical Solvent

著者 (6件)： ITO Masateru M. M. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  ITO Kohzo (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  SHIBAYAMA Mitsuhiro (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  SUGIYAMA Kenji (Hosei Univ., Tokyo, JPN) ,  YOKOYAMA Hideaki (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  YOKOYAMA Hideaki (JST-PRESTO, Tokyo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 48  号： 11  ページ： 3590-3597  発行年： 2015年06月09日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超臨界流体中のブロック共重合体の特定ブロックのみが選択的に超臨界流体にて膨潤する場合のブロック共重合体のサーモトロピック秩序-秩序相転移を良く理解するために,超臨界二酸化炭素(scCO₂)中のポリスチレン-ブロック-ポリ[2-(パーフルオロオクチルエチル)メタクリラート](PS-PFMA:pfma組成9~28wt%)の相挙動を調べた。著者らの以前の研究(2006)において,scCO₂中でPFAMは高度に膨潤するのに対してPSは少し可塑化される程度あることが分かっている。SEM観察とin situ時間分解小角中性子散乱を用いて相挙動を調べた。その結果,PS-PFMA/scCO₂系は圧力の0.1から30MPaへの上昇に伴って,PFMA芯ヘキサゴナル相からラメラ/PFMA芯ヘキサゴナル共存相,次いでラメラ相を経てラメラ/PS芯ヘキサゴナル円筒相への相転移を示すことが分かった。ラメラ相とヘキサゴナル相の準安定相の共存は平衡条件ではなくてscCO₂の密度揺らぎにより誘起されると推定した。scCO₂中でのドメイン間隔と巨視的膨潤率の間の定量的関係を解析した。

シソーラス用語： *超臨界流体 ,  *二酸化炭素 ,  *ブロック共重合体 ,  *挙動 ,  膨潤 ,  比率 ,  熱互変 ,  *相転移 ,  規則相 ,  ポリスチレン ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸エステル ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  走査電子顕微鏡 ,  試験 ,  実験 ,  中性子散乱 ,  小角中性子散乱 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： *超臨界CO2 ,  *相挙動 ,  膨潤率 ,  サーモトロピック性 ,  秩序-秩序相転移 ,  秩序相 ,  メタクリラート ,  SEM【顕微鏡】 ,  in situ実験

分類 (2件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  高分子溶液の理論  (CG02012B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界 ,  溶媒 ,  ブロック共重合体 ,  相挙動