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J-GLOBAL ID:201502204808600336   整理番号:15A1356151

搾乳システムからの残乳回収改善による搾乳関連排水の処理負荷低減

Study on removal efficiency of residual milk from milk line for wastewater purification at milk house
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 497-504  発行年: 2015年11月25日 
JST資料番号: F0902B  ISSN: 1346-907X  CODEN: NICKA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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酪農場において,搾乳施設で生じる洗浄排水(搾乳関連排水)が日々排出されている。膜分離活性汚泥法など既往の浄化方法は,現在の設計基準では中小経営にとって高価であり普及は見込めない。そこで本論文では,同排水の汚濁度合を下げて浄化施設の設計規模を縮小する一手法として,搾乳機器内に残る生乳(残乳)の同排水への混入を少なくする技術を検討した。現地事例調査では,搾乳パイプラインの傾斜角度が大きいほど排水に混じる残乳は少ない傾向であり,小規模試験装置によるエア回収試験では,配管傾斜角度よりもエア回収時間の長さが残乳量に影響を及ぼすことが示唆された。この結果を受けて,現地事例においてエア回収時間を5分から10分に延長したところ,同排水のBOD負荷量は平均で51%低下した。本検討によって,浄化処理施設の設計規模の縮小が可能となり,建設コストの低減が同排水の浄化システム普及に寄与すると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  農業廃棄物の廃水処理 
引用文献 (12件):
  • Bates DW. 1985. Dairy Housing and Equipment Handbook. 5.5. Midwest Plan Service, Iowa State University, Ames, Iowa.
  • 中央畜産会.2010.畜産環境保全支援指導マニュアル.p. 71.財団法人中央畜産会,東京.
  • 北海道乳質改善協議会.2010.搾乳システム設置ガイドライン ミルカー管理技術者講習会テキスト.p. 11,北海道乳質改善協議会,北海道.
  • 石川 清.2004.「協同精神」の下に一次産業が協力できる体制構築を!-畜産環境問題に漁業関係者からのメッセージ-.酪農ジャーナル11,26-28.
  • 中野蕙二,雨宮淳三,佐藤儀平,小川益男.1986.獣医公衆衛生学概論.p. 278.文永堂,東京.
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