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J-GLOBAL ID:201502204809082355   整理番号:15A0940241

トリシクラゾールおよびスーダンIを検出するSERS基板としての四級化キトサン/銀ナノ粒子複合体

Quaternized chitosan/silver nanoparticles composite as a SERS substrate for detecting tricyclazole and Sudan I
著者 (7件):
資料名:
巻: 351  ページ: 466-473  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食品の微量な汚染物質を検出するための高感度な検出システムを開発することが急務である。本研究では,還元および安定化剤として四級化キトサン(QCS)を使用して,マイクロ波照射下で,15-25nmの範囲で安定した狭い粒径分布を有する銀ナノ粒子(AgNPs)の最適な合成を行った。結果は[Ag(NH3)2]+に対するQCS比,反応温度,照射時間,QCSの置換の割合(DS)および分子量(Mw)がAgNPsの形成,粒子サイズおよびサイズ分布に明らかな効果をもつことを示した。また,SERS基板としてQCS/AgNPs複合体を用いることにより,トリシクラゾール,スーダンIをそれぞれ50ppb,10ppmのような低い検出限界(LOD)で迅速かつ高感度に検出することができた。以前に報告された研究と比べて,本検出システムは大きな安定性と操作性を有した。QCSはAgコアの表面に塗布したが,これはAgNPsの凝集を回避し,ホットスポットを作成し,SERSの優れた増幅をもたらした。従って,QCS/AgNPs複合体は,食品汚染物質検出用の理想的なSERS活性基板とみなすことができよう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の汚染  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  固体プラズマ 

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