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J-GLOBAL ID:201502204832469798   整理番号:15A0962326

アゾール類とアンホテリシンBとの組み合わせにおけるAcorus calamus由来のアサロン類:in vitroにおけるヒト病原性Candida種に対し競争するための新規の相乗的組み合わせ

Asarones from Acorus calamus in Combination with Azoles and Amphotericin B: A Novel Synergistic Combination to Compete Against Human Pathogenic Candida Species In Vitro
著者 (5件):
資料名:
巻: 175  号:ページ: 3683-3695  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現在の抗真菌薬に対する薬物耐性の増加はカンジダ感染の管理に対し膨大な難問をもたらす。それ故,天然起源特に薬用植物由来のカンジダ感染に有効な新規の抗微生物薬の発見に対し弛まない要求がある。本研究は,Acorus calamusから精製したふたつのアサロン(∞及びβ)と三つの抗真菌臨床薬(フルコナゾール,クロトリマゾール及びアンホテリシンB)と組み合わせた相乗的抗カンジダ活性について述べた。アサロンと薬剤の相乗的抗カンジダ活性をチェッカボード微量希釈法及びタイムキルアッセイを使って評価した。アサロンと薬剤の組み合わせ効果はかなりの相乗的活性を記録する結果(分別阻害濃度指数(FICI)<0.5)であった。アサロンと薬剤(1:1)の最小発育阻止濃度(MIC)の組み合わせによるタイムキルアッセイは,Candida種の増殖は処理の0及び2hの間著しく阻止され,2及び6h間に完全に減弱された事を記録した。抗カンジダ活性がアサロン及び薬剤の低濃度で達成された様に,本知見は耐性の発達を休止すると言う潜在的意味合いを持つ。アサロンと薬剤の組み合わせはCandida種による生物膜形成も著しく阻害し,Candida種により形成された生物膜は自然のいたる所に存在し,抗菌薬処理に対し厄介であることから,薬物耐性に対する戦いの助けになるだろう。病原性Candida種に対するアサロン及び薬剤のin vitroにおける相乗的活性をここに初めて報告した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗かび薬の基礎研究 
物質索引 (5件):
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