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J-GLOBAL ID:201502204848060121   整理番号:15A0842996

鋼管鉄塔の内面調査と補修方法の紹介

Introduction of Internal Inspection and Maintenance of Tubular Steel Towers
著者 (1件):
資料名:
号: 61  ページ: 71,73-88  発行年: 2015年07月01日 
JST資料番号: L0290A  ISSN: 0915-4973  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鋼管鉄塔に使用されている鋼管部材は,外面だけではなく内部にも溶融亜鉛めっきが施されています。鋼管内部には酸素と水が存在するため,鋼管内部も外部と同様に腐食が進行します。特に,鋼管鉄塔の主柱材の多くは各ジョイント部をボルト接合しているので,その接合面に隙間ができ,そこから空気や雨水が浸入して内部の湿潤状態が継続し,腐食を進行させる要因のひとつとなっています。そして,腐食が進行し,部材の板厚の減少や孔明が発生すれば,保有耐力が減少するため,部材が破損する可能性があり,鉄塔としての機能に支障を来たす可能性があります。これらを防止するため日頃から保守メンテナンスが必要となりますが,鋼管内部は外部と異なり簡単に点検ができません。そのため,定期点検時などに専用の調査ロボットを用いて適正に点検や診断を行う必要があります。点検や診断を行った結果,劣化の著しい部位,腐食の恐れのある部位がある場合は,補修ロボットや専用治具などで腐食の要因を早期に除去する必要があります。また,鋼管鉄塔の腹材(斜材,水平材)には両端部に開口部があり内部の点検や補修は比較的容易に可能ですが,主柱材には大きな開口部がないため簡単には点検や補修ができません。そのため,当社では鋼管鉄塔の点検,診断,補修を容易にするための専用装置や技術の開発を行い,実際に使用してきました。この中から代表的な鋼管内面に関する専用装置類の概要や性能,施工状況などについて紹介します。(著者抄録)
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分類 (1件):
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引用文献 (7件):
  • 日本鉛亜鉛需要研究会,日本溶融亜鉛鍍金協会:「建築用溶融亜鉛めっき構造物の手引き(日本鋼構造協会編)」,日本鋼構造協会,p.25, 平成7年
  • 日本電信電話株式会社:「溶融亜鉛めっき鉄塔の劣化度写真見本帖-経済的な補修時期の判断-」,通信建築研究所,pp.10-11,昭和62年
  • 日本道路協会:「鋼道路橋塗装・防食便覧」,丸善,pp.IV61-IV62,平成17年
  • 日本規格協会:「溶融亜鉛めっき」,JIS H 8641(2007)
  • 腐食防食協会編:「材料環境学入門」,丸善,p.161,平成5年
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