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J-GLOBAL ID：201502204858393986   整理番号：15A1088428

組織血液型抗原へのノロウイルスの付着 協調的多段階過程

Attachment of Norovirus to Histo Blood Group Antigens: A Cooperative Multistep Process

著者 (5件)： MALLAGARAY Alvaro (Center of Structural and Cell Biology in Medicine, Inst. of Chemistry, Univ. of Luebeck, Ratzeburger Allee 160 ...) ,  LOCKHAUSERBAEUMER Julia ,  HANSMAN Grant ,  UETRECHT Charlotte ,  PETERS Thomas (Center of Structural and Cell Biology in Medicine, Inst. of Chemistry, Univ. of Luebeck, Ratzeburger Allee 160 ...)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 41  ページ： 12014-12019  発行年： 2015年10月05日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトノロウイルスは,細胞付着因子として組織血液型抗原(HBGA)を認識する。最近,ノロウイルス感染は,HBGA結合により有意に増強されることが発見された。付着過程およびどのようにしてこれが宿主-細胞侵入を促進するかは,わずかしか理解されていない。原子解像度におけるHBGAへの優勢なGII.4Saga菌株のノロウイルス突出(P)ドメインの結合が研究された。今までに,独立した当量の多重結合部位が,付着の原因であるとされた。ノロウイルス-HBGA結合は協調的多段階過程であることNMR実験を用いて示し,P-二量体当たり2HBGA結合部位の代わりに4結合部位を未変性質量分析が明らかにした。関連するGII.10菌株のP-二量体当たり2L-フコース結合部位の代わりに4結合部位を付随的な結晶学研究が明らかにし,今回の知見をさらに支持した。ノロウイルス-宿主へさらに研究を刺激するノロウイルス-HBGA認識の対する新規のパラダイムを明らかにした。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *血液型物質 ,  *ノロウイルス ,  *多段階過程 ,  細胞接着 ,  ウイルス感染 ,  宿主 ,  細胞生理 ,  分解能 ,  微生物 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  結合部位 ,  質量分析 ,  結晶学
準シソーラス用語： ノロウイルス感染 ,  解像度 ,  菌株 ,  *血液型抗原 ,  細胞侵入 ,  細胞付着

分類 (3件)： 血液一般  (EJ03010L) ,  抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  ウイルスの生理一般  (EG04041H)

物質索引 (1件)： L-フコース

タイトルに関連する用語 (5件)： 組織 ,  血液型抗原 ,  ノロウイルス ,  協調 ,  多段階過程