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J-GLOBAL ID:201502204860373089   整理番号:15A0895696

気温の上昇に対するイネの応答 -- 課題,展望と今後の方向

Rice responses to rising temperatures - challenges, perspectives and future directions
著者 (3件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 1686-1698  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高温熱帯稲作地域における熱ストレスによる損傷を克服する表現型の可塑性は,主に相対湿度によって支配される。効果的な熱回避メカニズムである蒸散冷却の発現は,湛水栽培から直播や陸稲栽培などの節水技術への移行によって減少し,ストレスによる損傷の悪化も減少する。こうした変化は,花分裂組織(穂)の開始や小穂分化などのこれまで影響がなかった発生時期での高い感受性をもたらし,すでに感受性とわかっている配偶子形成や開花期における脆弱性もさらに大きくする可能性がある。平均温度の上昇よりも,昼間の最高温度と比べて,夜間の温度におけるばらつきの増大や急激な上昇は,さらに大きな課題となる。本レビューでは,(1)湛水栽培における蒸気圧負債の重要性と,最新のイネ節水栽培下における熱や乾燥の複合ストレスの断続的な発生に対するイネ生産の脆弱性の増大と,(2)種子不稔に関して,圃場と制御環境との高夜温応答の主な相違を検討する。(3)熱ストレス下での白未熟粒の形成などの主要な穀粒品質パラメータに影響する最も重要なメカニズムを明らかにする。そして最後に,(4)南アジアをケーススタディとして,熱ストレスによる種子不稔のモデル化と推定を行う。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  発生,成長,分化  ,  気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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