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J-GLOBAL ID:201502204867686333   整理番号:15A0898962

C反応性蛋白質認証標準物質,NMIJCRM6201-b,の開発: アミノ酸分析の確度を改善するための加水分解過程の最適化

Development of C-reactive protein certified reference material NMIJ CRM 6201-b: optimization of a hydrolysis process to improve the accuracy of amino acid analysis
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巻: 407  号: 11  ページ: 3137-3146  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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C反応性蛋白質(CRP)アッセイを標準化するため,日本国立計量研究所(NMIJ)はC反応性蛋白質溶液認証標準物質,CRM6201-b,を開発した。その意図はCRPのSIトレース測定が可能な一次標準物質として用いることである。本研究ではCRM6201-bの開発プロセスについて報告する。CRMの候補物質として組換ヒトCRP溶液を選んだ。その理由はヒト血清からの精製物質より高純度で均一であることによる。ゲル濾過クロマトグラフィーを用い,本CRMの均一性と安定性を調べた。本CRM中のCRPの全蛋白質濃度を同位体希釈質量分析と結合したアミノ酸分析(IDMS-AAA)法により測定した。IDMS-AAAの確度を改善するため,加水分解のために採取された蛋白質試料の体積や加水分解に先立つ試料調製法,加水分解温度あるいは加水分解時間の様なパラメータの効果を調べることにより加水分解過程を最適化した。最適化条件下で,以下の独立な加水分解と液体クロマトグラフィー-同位体希釈質量分析(LC-IDMS)を結合した2種類の独立な方法を導入した。すなわち,その一つは親水性相互作用液体クロマトグラフィー-質量分析法(HILIC-MS),もう一つはマイクロ波支援液相酸加水分解(150°C,3h)とプレカラム誘導体化液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法(LC-MS/MS))である。2つの異なるアミノ酸分析法による定量値はそれらの不確実さ内で一致した。認証値は2つの方法で得た重み付き平均値である。認証値の不確実さを求めるため,値の評価法,方法間偏差,均一性,長期間安定性及び短期間安定性を考慮した。CRM6201-bの認証値と拡張不確定実性(k=2)は(40.0±1.6)μモルkg-1であった。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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質量分析  ,  液体クロマトグラフィー  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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