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J-GLOBAL ID：201502204874874021   整理番号：15A0789384

蛋白質分散における自己込み合い誘起相分離

Self-crowding induced phase separation in protein dispersions

著者 (2件)： STEGEN J. (Applied Physics, Eindhoven Univ. of Technol., Eindhoven 5600 MB, NLD) ,  VAN DER SCHOOT P. (Applied Physics, Eindhoven Univ. of Technol., Eindhoven 5600 MB, NLD)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 24  ページ： 244901-244901-8  発行年： 2015年06月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質立体配座,分子容積,および溶液相挙動の間のカップリングを,蛋白質分子が天然および非天然励起状態の間で可逆的にスイッチできる2状態粗粒蛋白質モデルに対して,理論的に調べた。このモデルでは,天然および非天然立体配座は,異なる剛体コア直径をもつ完全球で表現された。大きな非天然のものが何らかの特定できないポテンシャルを通じて互いに引き合うと推測される。低濃度では,天然状態はエネルギー的に安定化しており,高濃度では天然状態は再び安定化するが,この場合には自己込み合い,すなわち,自由容積の欠損によるものと推測される。これら2つのレジームは,2つの一次転移により,非天然立体配座状態が行き渡る領域から分離され,蛋白質の間の引力的相互作用で安定化される。計算した相図は,粒子容積における極めて小さな差にも非常に敏感であり,そのサイズの差が十分に大きい場合には臨界点の欠損を含む異常な特徴をもつことになる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *立体配座 ,  *相分離 ,  モル体積 ,  モデル ,  濃度依存性 ,  自由体積 ,  第一種相転移 ,  分子間相互作用 ,  状態図 ,  臨界点 ,  *こみあい効果
準シソーラス用語： *蛋白質立体配座 ,  分子容積 ,  粗粒モデル ,  自由容積 ,  一次転移 ,  蛋白質-蛋白質相互作用 ,  相図

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛋白質 ,  自己 ,  誘起 ,  相分離