円偏光紫外レーザパルスによるH<sub>2</sub><sup>+</sup>の多重光子共鳴イオン化における分子光電子角度分布回転

YUAN Kai-jun; CHELKOWSKI Szczepan; BANDRAUK Andre D.

文献

J-GLOBAL ID：201502204888127830 整理番号：15A0523228

円偏光紫外レーザパルスによるH₂⁺の多重光子共鳴イオン化における分子光電子角度分布回転

Molecular photoelectron angular distribution rotations in multi-photon resonant ionization of H₂⁺ by circularly polarized ultraviolet laser pulses

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巻： 142 号： 14 ページ： 144304-144304-10 発行年： 2015年04月14日
JST資料番号： C0275A ISSN： 0021-9606 CODEN： JCPSA6 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

分子光電子角度分布(MPAD)に及ぼすパルス寿命の影響を,超高速円偏光紫外共鳴イオン化過程により研究した。時間依存のSchroedinger方程式を数値的に解くことにより配列H₂⁺上に実行されたシミュレーションは,分子対称軸に関してのMPADの回転を示す。多重光子の共鳴イオン化過程において,回転角はパルス寿命に敏感であることが見いだされ,それはRabi振動により誘起される基底状態と中間的励起電子状態の間のコヒーレント共鳴励起に起因する。一定回転角を示す多重光子共鳴及び単一光子イオン化過程はシミュレートされ,比較される。非対称パラメータは摂動理論モデルによりパルス寿命敏感性の記述に導入される。MPAD上のパルス振動数のデチューニングの影響もまた研究され,回転の振動は非共鳴励起に起因して長いパルス寿命で存在しない。(翻訳著者抄録)

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非金属化合物 , 分子と光子の相互作用

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円偏光紫外レーザパルスによるH2+の多重光子共鳴イオン化における分子光電子角度分布回転

円偏光紫外レーザパルスによるH₂⁺の多重光子共鳴イオン化における分子光電子角度分布回転