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J-GLOBAL ID:201502204901862308   整理番号:15A1398946

μ受容体のC末端と相互作用する蛋白質はモルヒネ依存性ラットの脳cDNAライブラリーからの細菌のTwo-hybridシステムにより同定される

The proteins interacting with C-terminal of μ receptor are identified by bacterial two-hybrid system from brain cDNA library in morphine-dependent rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 143  ページ: 156-167  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:オピオイド中毒は蛋白発現を要する脳の長期の適応変化に関連している。μオピオイド受容体のC末端(MOR-C)はオピオイド治療下の受容体シグナル変換に重要である。しかしながら,慢性的なモルヒネ曝露後にMOR-Cと相互作用する蛋白質は知られていない。本試験ではオピオイド依存性の制御因子を研究するために慢性的にモルヒネを投与されたラットの脳のcDNAライブラリーがラットのMOR-Cを用いてスクリーニングされた。主な方法:慢性モルヒネ依存性ラットからの脳cDNAライブラリーがSMART(RNA転写の5’末端でのスウェッチメカニズム)技術を用いて組み立てられた。細菌のTwo-hybridシステムがラットのcDNAライブラリーからの蛋白質と相互作用するMOR-Cをスクリーニングするのに使われた。RT-qPCRとイムノブロット法が慢性的なモルヒネ投与後のラット脳の蛋白質と相互作用するMOR-Cの変動を決定するのに使われた。カラムオーバーレイアッセイ,免疫細胞化学および免疫共沈降法がMOR-Cとp75NTR関連細胞死(NADE)の相互作用を示すのに使われた。結果:ラットMOR-Cと相互作用する19の既知蛋白質を含む21の陽性蛋白質がスクリーニングされた。これらの幾つかの蛋白質の発現が慢性的にモルヒネ投与された後に特異的なラット脳部位において変化した。これらの蛋白質のうち,NADEはチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞と慢性モルヒネ投与のあり・なしのラット脳でin vitroでの蛋白-蛋白結合と免疫共沈降法によってラットMOR-Cと相互作用することが確認された。結論:慢性モルヒネ投与下で蛋白質と相互作用するラットMOR-Cおよびその変動を理解することはオピオイド耐性と中毒の病理生理学の基盤を決定するのに重要であろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究  ,  遺伝子発現  ,  生理活性ペプチド 
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