文献

J-GLOBAL ID：201502204908067350   整理番号：15A0939132

CuOナノワイヤ/ナノフラワー/ナノワイヤが銅電極を非酵素的グルコースセンサに強力な電気化学的性能に改変した

CuO nanowire/microflower/nanowire modified Cu electrode with enhanced electrochemical performance for non-enzymatic glucose sensing

著者 (5件)： LI Changli (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMAHARA Hiroyasu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  LEE Yaerim (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TABATA Hitoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  DELAUNAY Jean-Jacques (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 26  号： 30  ページ： 305503,1-9  発行年： 2015年07月31日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルコースセンサーとしてはグルコースオキシダーゼ基盤のセンサーが一般的に汎用されてきたが,このような酵素センサーは高コストであり,かつ長期安定的使用にも問題がある。従って非酵素的グルコースセンサーの開発が始められ,多くの金属電極が試みられたが,ほとんどの金属材料を用いる電極は感度と選択性に問題があった。その中でこれらの課題を克服するにはCuOナノ構造が有力であり,グルコースに対する感度を増大させるとともにアスコルビン酸や尿酸の妨害を除くことが出来ることを見出さした。本研究はCuOナノワイヤ/ナノフラワー構造に基づく高感度電流測定用グルコースセンサーの製造を簡易かつ低コストで達成することに関するものである。この製造プロセスは,簡易な溶液法によってCu(OH)₂ナノワイヤ/CuOナノフラワー構造を成長させ,続いて空気中で穏和温度(250°C)でアニーリング処理によって完成する。この電極は電気化学的活性表面が他のナノ構造体に比較して大きいために高い電気化学的活性を示した。この電極のミクロフラワー構造上にさらにCuOナノワイヤを成長させ,CuOナノワイヤ/ナノフラワー/ナノワイヤ構造を形成させることによって電極の感度がさらに改良された。

シソーラス用語： 焼なまし ,  *ナノワイヤ ,  *ナノ構造 ,  酸化第二銅 ,  電極 ,  グルコースセンサ ,  性能 ,  感度 ,  選択性
準シソーラス用語： アニーリング処理 ,  *ナノフラワー ,  CuO ,  *銅電極 ,  電気化学グルコースセンサ ,  非酵素的グルコースセンサ ,  電気化学的性能

分類 (2件)： 有機物質の電気分析一般  (CC05031P) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (8件)： CuO ,  ナノワイヤ ,  ナノフラワー ,  銅電極 ,  酵素 ,  グルコースセンサ ,  電気化学的性能 ,  改変