文献
J-GLOBAL ID:201502204911048439   整理番号:15A1262949

スペイン北部の温帯サイトにおける土壌-水δ18Oのデータ-モデル比較及び洞窟二次生成物δ18Oの解釈に対する関係

Data-model comparison of soil-water δ18O at a temperate site in N. Spain with implications for interpreting speleothem δ18O
著者 (3件):
資料名:
巻: 530  ページ: 216-224  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
天水内の季節的及び長期δ18Op信号が土壌を通る浸透によって改変される方式の知見は地表気候条件に対する鍾乳石のδ18O経時変化に関係する事が不可欠である。この研究は温帯洞窟サイト(スペイン北部,La Garma)上方の比較的厚い土壌内に出現する改変に焦点を絞った。年間を通じ60cm深さおける月土壌水δ18O(δ18Osw)値はδ18Op範囲のわずか14%で,実質的な均質化と季節信号減衰を意味した。顕著な特徴は,深さ60cmのδ18Osw値は夏に最低で,冬に最高で,降雨内の観測と反対(逆位相)あった。土壌-水滞留時間は土壌の上部60cmで約6か月に達し,母岩流,混合によるピストン型浸透挙動を推定した。回復された土壌-水δ18Oに対する蒸発の効果は,乾燥及び半乾燥のサイトからの公表された結果と対照的に,この湿潤温帯サイトでは最小であった。土壌-水モデルを提示して,浸潤した水の量の変動,蒸発量と蒸散量間の比の変化,先行土壌水分と蒸発量と夏の水分不足に関係する18Oの小濃縮度との混合を含む効果を組み込んで,気温とδ18Opの関数として月δ18Oswを推定した。当該モデルは,観測したδ18Osw結果を再現し,季節δ18O変動性を示すLa Garmaの洞窟の2ドリップ水監視サイトに対するδ18Oデータと見事に一致したδ18Oの出力を作成した。正水文収支のみを有し月の間に浸潤を可能にする簡単な蒸発散モデルは,夏の降水量の寄与を過小評価する傾向があると結論した。全体として,この研究は,比較的厚い土壌被覆を持つLa Garmaを含む温帯サイトにおけるδ18Oswの傾向の予測に対すする他に,洞窟ドリップサイトにおけるδ18Oの季節的範囲と傾向に関する知見に対して改良された枠組みを提示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球化学一般 

前のページに戻る